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フリーライターの吐きだめ

山菜の苦味にはまだ慣れない

夏が近づくと保湿コーナーが角にやられるあの現象はいったい何なのか、露出増えるはずなのになとか思いながら駅前のドラックイレブンに吸い込まれる。福岡はマツキヨ完敗、ドラックイレブンのひとり勝ちらしく、街を歩けば大体すぐに勝者を見つけられる。ニベアのちょっと高いボディクリームをカゴに入れながら、オイルインされた入浴剤に悩む。1500円のボディクリームと1000円の入浴剤、ギリギリアウトライン。生まれ変わったらローラメルシエのボディクリームをバカみたいに塗りたくれる女になってみたい。

風呂上がりの努力をひた隠しにして、絡めた足は大抵の夜には好評だし、いざと言うときに脱げる身体をひとつの目標にジム通いは続けている。とはいえ、挙式を終えて心も身体も充電切れを起こして、最近までめちゃくちゃに体調を崩していた。久しぶりに熱を出したし、久しぶりにちゃんと看病された気がする。

今ではすっかり回復して、季節は四月。桜もあっという間に散ってしまって散歩コースに植わった桜はもうすっかり葉桜になってしまった。出会いと別れの季節なんて言うけど、確かに四月に移り変わってからは人付き合いがガラッと変わったような気がしてる。新規顧客の獲得月のような、そんな感覚の月。だから多分、かつて私が関わってきた人たちとは暫くは会えなくなるんだろうなと思う。でも多分それでいい。25歳もあとしばらくで終わりを迎える。ひとつ歳をとるだけだろうけど、良い風に変えていこう。少し髪でも切ろうか。