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フリーライターの吐きだめ

虚実

寝ても寝ても身体が怠い。久しぶりに風邪でも引いたのかと思って体温を測ったが至って平熱だった。花粉症のせいで酸欠状態なのか、就寝前に薬は飲んでるというのに。起き上がる背中にも鈍痛があって、寝付きは良いが目覚めが悪い。体調を崩す前、性欲が高くなる話をすると俺もだよとまさかの分かり合えて驚いた。これは本能的な何かだったりするのだろうか。それとも私たちが似ているからなのだろうか。四肢がいつもよりも重く感じる。

夜、あまり時間を割けないからといつもの距離をランニングしただけで、酷い汗をかいた。そういえば走るのは久しぶりで、最中、距離とか時間とか消費カロリーを気にし過ぎると体感よりキツくなってくる。だからあまり気にし過ぎず、ただ音楽を聴きながらボーッと走るのが一番気持ち良い。小学生の頃、駅伝に出場したのを思い出す。中学受験を控えてた私は夜遅くまで塾へ通い、朝早くから陸上部の練習に出ていた。あの頃が一番ガムシャラに頑張れていたりして。選抜メンバーに選ばれた時はやっぱりすごく嬉しかったな。

好きな子には意地悪しちゃうあの人と、好きな子はとことん甘やかしちゃうあの人と、どちらも心地良くて選べない。二兎追うものはなんて言うけど、私はもう捕まえてるし。選ばずに色んな選択肢を残しておくのも批判無しにして貰えないだろうか。だらしがない、欲深いと言われればそれまでだけど、なんとなく趣味の領域に近い感じがあって多趣味なだけだと言い聞かせた際はものすごく腑に落ちた。男性関係だけでなく、生きていく上で気が多い私は多趣味な生き方しかできない。多趣味だからこそ話題の幅は広いはず。以前ティンダーで会った男に「全方面からモテようとしてるやん」と言われたことがある。彼は二軒目の騒がしい居酒屋で私のことを見抜いていたのかもしれない、もしくはそろそろセックスしたかったのかも。

この場所の更新頻度が最近高いのは、特に面白いことがあったからでも、センチメンタルだからでもない。ただ下手でも納得いかない文章でもとにかく書き続けることが大事なのかもしれないと思ったからだ。もはや飽和状態のユーチューブすら、毎日更新をし続けているチャンネルはどんな質であれ人目に付くことが多くなる。世に出す以上、見られなければそれは何の意味も持たない。だからといって高く評価されたいとかそういうのではないけど、これはある種の祈りに近いのかもしれない。言葉で表せないあの素晴らしい瞬間を、どうしても言葉で表したい。心が揺れる瞬間に言葉で近付きたい。それが私が書き続ける訳であり、願い。

やっぱり体調が悪いのか、いつもよりセンチメンタルなことを言ってしまってる気がする。風邪気味ということにして、今日ぐらいはまあいいか。なんとなく香る私っぽい文章を感じてくれている人がいるならそれだけでもう十分です。