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フリーライターの吐きだめ

食わず嫌い

実食! 同世代の人たち、頭に浮かびませんでしたか。とんねるずも好きですが、中川家がいちばんすきです。完全な関西贔屓、バンザイ。

誰かとご飯の約束をするときの嫌いなものや苦手なものはあるかっていう質問は、もはやマナーで、思いやりで、なかなか決まらないお店を絞っていくための大切な情報だったりする。

そんな私は好き嫌いがめちゃくちゃ多いんだけど(パクチーとピーマンと生クリームとマヨネーズがダメです… でもみんなご飯誘ってください……)、それでも食わず嫌いをする人のことが信じられない。なぜ食べもせずに嫌いだと言うの?というか言えるの?エスパーかて。

 同様に、音楽を聞かずして嫌いと言う人も本を読まずして嫌いと言う人も、本当に損してるなと思うし、セックスも下手そうだし(これは完全に偏見)、単純に人としての魅力が落ち込んで見えてしまう。

「嫌い」っていう言葉、簡単に使いがちだけどそのものを全否定する言葉だから怖いです。怖い言葉なのに身近な言葉だからみんな気付けずに使ってしまうのです。そんなネガティブパワーワードを、あなたの知ってる狭い範囲の知識を基準に使ってしまっていいんですかと。

私は貪欲で強欲だから、音楽も歌も、おいしいご飯や映画だって誰かにおすすめされたものは何だってまず観て聴いて食べてみたい。誰かの最高を共有しあえたら、より最高じゃん。それでもしなんかちがうなと思ったならそれは無理にすきになる必要なんて全然ないんだから。

私の今のおすすめは下北沢ナンステーションのテラス席です。暖かな昼下がりにぜひ。


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