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フリーライターの吐きだめ

洗浄フィルター

半休シフトで出勤したにも関わらず、出勤と同時に残業が確定して一気に気が滅入った。ここ最近、先輩の尻拭いが私の業務に当然のように追加されていてストレスがすごい。どうして6年目のミスを新卒がカバーしてるんだ…?

1時間半の残業を終え帰宅中の電車で心が折れかけ、今日は全て自分のために時間を使うことを決意。ひとりで松屋でも行こうかと思ったけど、荒んだ心がもっと暴力的になりそうだったのでやめた。

今年はまだ冬物のコートを買っていないことを思い出して、新宿の街をひとしきり歩いた。お店にいる綺麗なお姉さんたちの高い声すら苦痛でイヤフォンをする。最近はまた yumi zouma ばかり聴いてる、聴かなくても聴こえてくるのがちょうどいいし心地いい。(けど、これを言うと意味がわからないと言われるので誰にも理解は求めない)

ひとりでいる時間はひとりじゃない時間を思い出すことが多いから大切だ、自分の存在がくっきり浮かび上がるような感覚がしてくる。新宿は相変わらず人が多いし、気になるようなコートはやっぱり見つけられなかった。

改札に入る前にルミネのコスメキッチンで適当なフェイスオイルとネイルオイルを購入、乾燥は女の敵なので気合いを入れる。最近はとにかく水を飲むようにしてるのだけど、なんとなく肌質が変わった気がする。継続は力なり、押忍!

帰宅前に常備薬を貰いに病院へ、前回は3時間以上待ったのに今回は15分もかからずで拍子抜けする。同時になんとなく肩の力も抜けて駅から15分かかる坂道をゆっくりと降っていく。歩道にはまだ誰にも何にも踏まれてない柔らかな黄色のイチョウが何枚も敷かれていた。冬はまだ少し先にある。

家の中は冷え込んでいてたまらず暖房のスイッチを入れた。温かいミルクティーを淹れながら、禿げたネイルを塗り直す。内からも外からも自分を整えていくこと、簡単そうで難しいから人ってすぐに飲み込まれてしまう。

お気に入りのキャンドルを焚いて読書をしたり、好きな人と旅行へ行ったり、クラブナイトにジントニックで踊ったり、何でもいい。自分で自分をある程度まで整備できることが東京でひとり生きていくには必要なのかもしれない。(ただ壊れても治せます、それにはたっぷり時間をかけるべき)

ところで、ニベアの青缶が気休めすぎてめちゃおこです。尿素20%の本気を信じればよかった…。